ことばをながめる、ことばとあるく

太田市美術館・図書館で今日から始まる展覧会。

『ことばをながめる、ことばとあるく』

一日では足りないほどの...見応えのある展覧会。

 

一階は、最果タヒさんの詩に合わせた、佐々木俊さん、祖父江慎さん、服部一成さんのグラフィックの展示。

展覧会の題の通り、「ことばをながめる」という角度にはっとしました。

普段、何気なく見ている広告も、そういえばことばを読むだけじゃなくて、「ことばをながめていたんだ」、と。

視覚的な違いで、詩の印象自体が変わる。

それはすごいことで、きっととても責任の重いお仕事なんだ...と作品に圧倒されながら、思いました。

 

2階は、管啓次郎さんの手描きの詩とその詩に合わせた佐々木愛さんの絵画。

お二人が実際に各地を歩いて感じて出来上がった作品たち。

「歩くことそれ自体に祈りのとしての価値がある」

という一節が、印象的でした。

 

そういえば、身近な尊敬するお姉さん達は、良く歩いている。

何だかふと、ゆるっと、かっこよく、歩いている姿を思い出しました。

 

三階は、つゆの看板やメッセージカードなどを描いていただいた、惣田紗希さんの作品が部屋一面に。

太田市出身の歌人、大槻三好・松枝夫妻の短歌から浮かんだイラストが壁画として描かれています。

 

 窓から見る短歌と窓にうつる壁画

窓から見る短歌と窓にうつる壁画

あぁ、さきさんの世界観。

季節の草木や四季のうつろいを慈しんでいた歌人と、さきさんの世界観が美しく、はかなく、溶け合って、たゆたっていました。

 

 

 

浴衣が特に好きな私には、この歌がすごく好きで、切なかったです。

 うさぎやで一目惚れした浴衣。

うさぎやで一目惚れした浴衣。

‐ それぞれの柄にそれぞれの思ひ出 ‐

 

さきさんのイメージに合わせた(私なりに...)綿絽の浴衣で展覧会に伺ったので、より切ない気持ちになりました...

 

 

 

 

 

 

10月21日まで開催される展覧会。

実際に行かれた方が良いと思うので...作品の写真はあまり掲載しないことにしました。

何度行っても、良さそう...

私も、また伺おうと思っています。

 

図録も楽しみ。

 

TSUYU